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がん保険で押さえておくべき6つのメリットとデメリットを徹底解説

がん保険のメリット

がん保険に加入するメリットは大きく分けると3つです。

  • がんにかかる治療費をカバーしてくれる
  • がん保険から受け取った給付金を生活費に回して治療に専念できる
  • がんの予防サービスやポイントを特典として利用できる

がんの治療をカバーする目的で利用されていますが、生活費や特典を活用できる点もメリットです。それぞれを順番に解説していきましょう。

がんにかかる治療費をカバーしてくれる

がん保険に加入すると、かさみやすい治療費をカバーしてくれる点がメリットです。がん保険には診断給付金とよばれる「がんになったらまとまったお金(一時金)」が受け取れる保障があります。

診断給付金によって高額になりやすいがんの治療費にも対応できるので安心です。実際に、厚生労働省の医療給付実態を参考に種類別にがんの治療費をまとめました。がんの種類によって治療にかかる費用にばらつきがあります。

入院費用 入院外費用
医療費 医療費
胃の悪性新生物<腫瘍> 650,555 40,186
結腸の悪性新生物<腫瘍> 654,049 44,364
直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物<腫瘍> 753,745 61,290
肝及び肝内胆管の悪性新生物<腫瘍> 621,937 44,823
気管,気管支及び肺の悪性新生物<腫瘍> 701.623 106,745
乳房の悪性新生物<腫瘍> 586,020 57,632
子宮の悪性新生物<腫瘍> 641,088 30,399
悪性リンパ腫 970,096 66,439
白血病 1,596,183 88,221
その他の悪性新生物<腫瘍> 653,790 62,790
良性新生物<腫瘍>及びその他の新生物<腫瘍> 562,691 19,537

がんは1度で治る保証がありません。がん細胞は治療をしても再発や転移といって何度も治療が必要なくらい増殖を続けます。1回で治らない可能性が高いので、治療にかかる費用はかさみやすいです。

がん保険は診断給付金の他にも治療に応じて保障が設計されています。代表的な保障は以下の5つです。

  • がん診断(治療)給付金:がんと診断されたら保障される
  • がん治療(通院)給付金:抗がん剤の治療や、通院をしたら保障される
  • がん入院給付金:がんで入院したら保障される
  • がん手術給付金:がんで手術したら保障される
  • 保険料払込み免除:がんになると以後の保険料を払わずにすむ

診断給付金だけでなく、入院や通院でも保障されるのでがんの治療を何度でもトータルでカバーしてくれます。がんにかかるお金をカバーして、治療に専念できる環境を整えてくれるので安心です。

がん保険から受け取った給付金を生活費に回して治療に専念できる

がん保険に加入すると治療に必要なお金だけでなく、生活費のカバーにも役立ちます。たとえば診断給付金がお金を払う条件に、治療をするかどうかは関係しません。あくまでも「がんと診断されたら」保障されます。

そのため、がんと診断されて受け取った給付金は何に使っても自由です。もちろん治療費に使っても問題ありません。仕事を休業する間の当面の生活費にも使えます。以上から、受け取った給付金を本人の自由に使えるので、生活費にも回せる点がメリットです。

がんの予防サービスやポイントなど特典を利用できる

がん保険に加入すると、がんの予防や治療に役立つ付帯サービスも受けられます。付帯サービスは、他で提供されている有料サービスやコンテンツをがん保険に加入すると利用できる制度です。

保険会社によってサービスの内容は違います。本来は有料で利用しないといけないサービスが無料、もしくは安く使えるのでお得です。たとえば、がんにかかるリスクを検査する予防サービスを安く利用できます。

セカンドオピニオンサービスや、保険料がポイントで還元するサービスもあって保険会社によってさまざまです。

がん保険のデメリット

がん保険で知っておくべきデメリットを紹介します。がん保険のデメリットも大きく分けて3つです。順番に確認しましょう。

  • がんにしか保障されない
  • 保険料が掛け捨ての場合はがんにならないとムダになる
  • 90日間の免責がある

どのポイントも、保険である以上は仕方がないものです。デメリットとされる根拠を解説します。

がんにしか保障が使えない

がん保険は当たり前ですが、がんしか対象になりません。同じジャンルで医療保険がありますが、保障の範囲が異なります。幅広い病気に備えたい場合は、医療保険が好ましいです。がんによる治療や生活の資金を備えておきたいならがん保険を活用しましょう。

がんしか保障されない点はデメリットですが、目的によって加入する保険を使い分けて対策を立てる必要があります。

保険料が掛け捨ての場合はがんにならないと無駄になる

保険料が掛け捨ての場合は、がんにならないともったいないと感じる人もいるのではないでしょうか。安心を感じるための保険として捉えている人もいれば、損得で考える人もいます。

感じ方は人それぞれですが、実際に掛け捨ての場合は保険料が返ってきません。がんにならないと保険料を払っただけになるので、デメリットに感じる人もいるでしょう。掛け捨てだと、がんにならないと保険料が無駄になると感じる人もいるのでデメリットといえます。

90日間の免責がある

がん保険は契約してから90日間の免責期間があります。免責期間とは保障が受けられない期間で、がん保険に加入した場合の共通ルールです。契約してから90日間は、がんになってもお金はもらえません。
がん保険に加入する場合は、契約してから90日間の免責期間があるので注意しましょう。

がん保険を加入する世帯は増えている

がん保険のメリットとデメリットを解説しました。がん保険のメリットやデメリットを理解したうえで、がん保険に加入している世帯がどれだけあるか確認しましょう。公益財団法人生命保険文化センターが2021年に調査した結果、がん保険の世帯加入率は66.7%と明らかになりました。

2015年から、がん保険の加入率は増え続けています。特に30~50代では加入率が7割を超えています。

がんは治療や生活に大きな影響を及ぼすと理解しているので、がん保険のメリットに価値を感じて加入率が上がっているといえます。働き盛りで家計を支えている人にとっては必要性が高いといえるでしょう。

働き盛りの世帯や収入が高い人ほどがん保険を選ぶ必要性は高い

がん保険のメリットやデメリットを6つのポイントに分けて紹介しました。メリットとデメリットはあくまでも側面としての情報として捉えておきましょう。がん保険が必要かどうかは、あくまでも世帯の生活環境や収入状況によって大きく変わります。

実際にがん保険の加入率は、世帯年収が増えるほど高い割合を占めます。世帯年収が700万円以上では、加入率が7割を超えています。がん保険のメリットとデメリットだけで考えるのではなく、生活している世帯状況を踏まえながら考えましょう。

出典
厚生労働省 医療給付実態調査 報告書 令和元年度
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450389&tstat=000001044924&cycle=0&tclass1=000001044945&tclass2=000001156339&stat_infid=000032109260&cycle_facet=tclass1%3Acycle&tclass3val=0
公益財団法人 生命保険文化センター 民保の特定の保障機能を持つ生命保険や特約の加入状況
https://www.jili.or.jp/files/research/zenkokujittai/pdf/r3/p057-077.pdf


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