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【がんが心配な人必見】女性特有のがん保険を保障内容と併せて解説

女性特有のがん保険の特徴を解説

女性特有のがん保険は2種類のタイプに分かれます。2つのタイプは以下の通りです。

  • 女性だけが加入できるがん保険
  • 女性向けの保障が上乗せできるがん保険

2つのタイプ別に特徴を解説していきます。

女性だけが加入できるがん保険

女性だけが加入できるがん保険とは、女性を対象にして販売されているがん保険です。女性を対象にしている保険なので、男性は加入できません。そのため、保障している内容は女性が発症しやすいがんに手厚くサポートされています。

女性のがんに手厚く保障を希望している場合にはおすすめの保険です。

女性向けの保障が上乗せできるがん保険

女性向けの保障が上乗せできるがん保険は、基本のプランに女性向けの保障を上乗せしているタイプです。一部のオプションで付けられる保障に、女性限定プランがあります。

女性限定オプションを追加すると、基本の保障に上乗せして保障されるため安心です。オプションで追加できるタイプは、多くのがん保険で販売されています。全体的なカバーではなく、ピンポイントでカバーしたい人にはおすすめです。

女性特有のがん保険で受けられる保障とは

女性向けと普通のがん保険における違いを、保障内容の部分から説明します。一般的に、女性向けがん保険には3つの保障が備わっています。

  • 乳房再建術
  • 外見のケアができる保障
  • 卵巣や子宮の手術の上乗せ保障

外見ケアとは治療で出来た傷あとや、脱毛の症状が出た場合のウィッグ購入費を保障する内容です。

乳房再建術

乳房再建術とは、乳がんの治療で切除した乳房を取り戻す手術です。一般的には自身の身体の一部を使って再建する方法と、シリコンインプラントを使用する方法があります。

女性特有のがん保険に加入していると、乳房再建術を受けた場合に給付金が受け取れる内容が備わります。乳がんは1年で9万3858件も罹患するほど、発症率が高いがんです。乳房再建術になった時に、安心できる保障を準備しておきたいと考える方におすすめします。

外見のケアができる保障

外見ケアは傷あとを目立たなくさせる治療や、ウィッグ購入に活用できる保障です。目につきやすい箇所に手術の傷あとが残っていると、患者にとって辛い気持ちを抱きがちです。

抗がん剤の副作用で脱毛がはじまると女性としての生きづらさを感じてしまう可能性もあります。ウィッグを購入する費用も平均で約7万円です。外見ケアをするため、お金の負担が軽くなる保障として準備しておくと安心できます。

卵巣や子宮で手術をした場合の上乗せ保障

通常のがん保険で保障があれば、手術を受けると給付金が受け取れます。上乗せ保障とは卵巣や子宮にかかわる手術をした場合に、プラスして給付金がもらえる内容です。

女性特有のがん保険で対象になるがんは?

女性特有のがん保険は、あくまでも女性がかかりやすいがんを対象にしています。対象になる女性特有のがんはどういったがんか確認しておきましょう。一般的には以下の4つが対象となります。

  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 卵巣がん
  • 子宮頸がん

乳がん

乳がんは20代後半から徐々に罹患率が上がり始めます。40代から60代まで罹患率は高いままです。罹患率は高い乳がんですが、5年相対生存率は92.3%と9割以上が発症から5年は生存しています。

治療が確立されている一方で、長引いた場合の経済的な負担はしっかり考慮しないといけません。

子宮がん

子宮がんは2018年には2万8,542例も診断されています。乳がんと同じく20代から徐々に罹患率が高くなり、50代が発症ピークです。子宮がんも依然と比較して罹患率は挙がっている状況です。

女性のがんにおける5年生存率は66.9%に対して、子宮がんは78.7%と高い水準です。乳がん同様に治療が長引いたときの対策は怠らないようにしましょう。

卵巣がん

卵巣がんは年間で1万3,049件も診断されたがんです。卵巣がんは未成年からでも罹患するリスクが高く、50代でピークを迎えます。5年相対生存率は60.0%と平均をやや下回ります。
10代から50代まで幅広く罹患する可能性のある卵巣がんへの備えも必要です。

子宮頸がん

子宮頸がんは罹患率のピークが20代から40代にかけて高まるがんです。症例数は1万978件で5年相対生存率は76.5%でした。4つのがんでは、若い年齢でも発症しやすいがんなので、早めに対策する必要性があります。

乳房が1位となっている女性のがん発症数

女性特有のがんを患う部位で最も多かったのは乳房でした。続いて大腸、肺、胃、子宮と続きます。

順位 1位 2位 3位 4位 5位
部位 乳房 大腸 子宮

女性特有のがん保険に加入すると、乳がんや子宮がんにも手厚く保障できるので安心です。死亡数は大腸が最も多く、乳房や子宮より肺や膵臓のがんが多数を占めています。

順位 1位 2位 3位 4位 5位
部位 大腸 膵臓 乳房

将来的には女性といっても発症するがんの種類が変わる可能性もあります。女性特有のがんに備えるだけでなく、全般的に保障できる準備もやっておくと安心です。

女性特有のがん保険は保険料が高い?

一般的な商品に比べて保障内容が手厚いので、女性向けのがん保険は保険料が高くなるケースが多いです。通常のがん保険も、女性のがんはきちんと保障されます。そのため、必ずしも女性特有のがん保険に加入する必要はありません。
女性特有の保険をおすすめしたい人は、個室ベッドに入りたい場合です。個室は治療費と違って自己負担しないといけません。女性のがんはデリケートなので、ひと目が気になる人も多いでしょう。

ひと目を気にしてしまい悩む可能性があるなら準備しておくのもいいでしょう。

女性特有のがん保険に入れない条件はある?

一般的に加入できるかどうかは保険会社が定めているので一概にいえません。がんを過去に経験した人は、ほとんどのケースで加入を見送られてしまう可能性が高いです。そのため、がん保険は一回でもがんになると入れないと思っておいてください。

一度でもがんになると入れないのであれば、20代からがん保険への加入は真剣に考えておいた方がいいでしょう。

心配度や備えたい目的によって選び方を考えるのがおすすめ

女性特有のがん保険は、自分の心配度に応じた準備をしましょう。手術の保障や外見のケアを望む人は契約をおすすめします。シンプルに保障してくれるだけで良いのであれば、通常のがん保険をベースにしておくだけで十分です。

がんに1度でもかかってしまうとがん保険への加入が難しくなります。女性は20代後半からがんのリスクが上がり始めるので、早くから安心できる準備をしておきましょう。

出典
国立研究開発法人国立がん研究センター 乳房
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/14_breast.html
国立研究開発法人国立がん研究センター 卵巣
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/19_ovary.html
国立研究開発法人国立がん研究センター 子宮頸部
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/17_cervix_uteri.html
国立研究開発法人 国立がん研究センター 最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html


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